一括処理と間隔やループ設定について

メルネでは一括処理を実行する時に、時間にまつわる様々な設定が適用されます。

◆一括処理と間隔や処理ループ設定の関係について

「一括値下げ(100円)」などの一括処理を定期的に自動で繰り返したいという場合、定期的な1回のクリックさえも不要で、完全に自動化させることがメルネでは可能です。

そういった高度なメルネの使い方をする際に、どの設定項目がどういう仕様で適用されツールが動いているのか、わかりづらい部分があるかと思うので全体像を図解してみましたので参考にしてください。

図解では「一括値下げ」を処理ループさせる例を解説していますが、その他の一括処理でもループの基本的な考え方は同じです。必要に応じて「値下げ」という部分は「コメント」や「出品」に読み替えてください。


設定項目の仕様や意味をしっかりと理解して、自分が実現したいタイミングで様々な一括処理を繰り返しを実行させることができます。

◆設定「値下げ間隔」「出品間隔」

・「値下げ間隔(秒)」
・「値下げ間隔ゆらぎ(秒) 」
・「出品間隔(秒)」
・「出品間隔ゆらぎ(秒)」

これらの4つの設定項目は一括処理の中で実行される1つづつの処理

・値下げ (1つの商品を値下げる)
・出品 (1つの商品を出品する)

の間隔(待機時間)を指定することができます。

ここで設定した間隔は、ツールはなにもせずに次の商品の値下げや出品の処理の開始時間が来るのを待ちます。

「値下げ間隔ゆらぎ(秒)」
「出品間隔ゆらぎ(秒) 」

というのは、毎回の間隔を同じ固定の長さではなく、ランダム性を持たせるためのものです。

例えば

・「値下げ間隔(秒)」:300
・「値下げ間隔ゆらぎ(秒)」:0

と設定すると、一括値下げの際に、値下げと値下げの間に毎回300秒間隔をあけます。ゆらぎが0秒なので間隔は毎回300秒です。

・「値下げ間隔(秒)」:300
・「値下げ間隔ゆらぎ(秒)」:180

と設定すると、300秒から480秒の間で毎回ランダムで間隔をあけます。 ゆらぎを180秒に設定したので、300秒に180秒を足した480秒を最大の間隔として、300秒から480秒の間でランダムに毎回違った間隔をあけることが可能です。ゆらぎを大きくすればするほどランダム性が大きくなるので、より人間っぽい動きを演出することが可能です。

特に出品については間隔が狭すぎると(ペースが早すぎると)メルカリからのペナルティのリスクもあると言われているのが一般的です。出品間隔は不用意に短くしないで、たっぷりとできるだけ長く設定してください。

◆設定「処理ループ(時間)」

設定「処理ループ(時間)」を使うと何度も定期的に繰り返し実行したい処理を指定した時間毎に実行することが可能です。

「処理ループ(時間)」を「0」に設定するとこの設定は無視され無効な状態になります。

「処理ループ(時間)」を使って繰り返しループすることができる機能は


・一括値下げ(100円)
・一括コメ削除(自コメ)→一括コメ投稿(0コメ)
・出品処理実行
・限界価格一括再出品

の4つで、

ボタンに[★]マークがついているものに限ります。

有効にしたい場合は何時間毎に一括処理を繰り返したいか考えて入力してください。

例えば、毎日同じ時間に1回実行したい場合は「24」を設定してから「一括値下げ(100)円」などの繰り返したい一括処理の実行ボタンを押してください。

◆設定「処理開始タイマー(分)」

設定「処理開始タイマー(分)」を使うと、一括処理の開始時間を遅らせることが可能です。

通常は「一括値下げ(100円)」などの一括処理を実行すると(ボタンを押すと)、すぐに処理が始まりますが、そのタイミングを自由に遅らせることが可能になります。

「処理開始タイマー(分)」を使って、開始時間のタイミングを遅らせることができる機能は多くあります。ボタンに[*]マークがついているものになります。

有効にしたい場合は何分後に一括処理を開始したいか考えて入力してください。

例えば、

「今から6時間後に一括値下げをしたいけど、もうその時には外出していてPCの前にいない!どうしよう!」

という時には、

「処理開始タイマー(分)」に「360」を設定してから「一括値下げ(100円)」を押せば、360分後(6時間後)に「一括値下げ(100円)」が開始されます。

「処理開始タイマー(分)」を「0」に設定するとこの設定は無視され無効な状態になります。

◆「処理ループ」や「処理タイマー」を使う時に併せて活用してほしい「メルネの多重起動」

メルネでは1つの処理を実行している最中はそのメルネでは他の機能を使うことができません。なにかの処理中は機能を実行するためのボタンが押せなくなります。

そういう時に他のメルネをさらに起動して使うことで、別のしたいことを実行することが可能です。

メルネの多重起動・複数の処理の同時処理についてはこちらで説明しています。

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