メルネは頻繁なアップデートによって進化し続けています。その中で、主に新しく追加された機能について紹介してきます。
◆ 「一括値下げ(5%)」値下げの通知を送ることを目的にした一括値下げ
メルカリでは商品をある一定額以上の値下げをすると、その商品をいいねしてくれてた人にプッシュ通知を送信することが可能です。
メルカリ運営の公式情報によると通知を送信する条件は、
・商品価格が20,000円未満の場合は5%以上の値下げ
・商品価格が20,000円以上の場合は1000円以上の値下げ
・1つの商品で1回限り有効
することが条件となっているようです。
メルネの「一括値下げ(5%)」機能では、いいねしてくれた人に通知を送ることを目的として、この公式情報に則って商品価格から値下げ額を計算して値下げを一括で実行します。
その際のメルネの仕様に1つだけ条件があり、
・5いいね以上入っている商品
のみを対象にしています。
いいねしてくれている人に通知をおくることが目的なので、いいねが少ない商品でやることにあまり意味がないからです。
また、この値下げの通知は1つの商品で1回だけしか送ることができません。貴重な通知なので、最低でも5いいね以上入った商品で値下げが実行されるようになっています。
この「一括値下げ(5%)」によって一度でも値下げが実行された商品はその後 「一括値下げ(5%)」を実行した際には値下げの対象から外れます。
◆「一括コメ削除(自コメ) → 一括コメ投稿(0コメ)」コメントの掃除と投稿が組み合わさった便利機能
今まで、コメントの一括投稿と一括削除はそれぞれ独立した機能となっており、コメントの一括削除をしてからコメントの一括投稿をしたいという時には、2つのメルネを立ち上げて実行する必要があり手間がかかっていました。
そのコメントの一括削除をしてから一括投稿したいという場合に便利なのがこの「一括コメ削除(自コメ) → 一括コメ投稿(0コメ)」です。
これは、機能名の中にあるように
・一括コメント削除(自コメ)
・一括コメント投稿(0コメ)
の2つが組み合わさっただけの機能で、それぞれの動作はそれぞれを単独で実行した時と同じ動作になります。
この「一括コメ削除(自コメ) → 一括コメ投稿(0コメ)」を実行すると、
①出品中商品の中で自分だけのコメントしかない商品のコメントを一括削除する
②出品中商品の中でコメントが0件の商品にコメントを一括投稿する
という処理の流れになり、消えたら困るかもしれない他のユーザーからのコメントがある商品のコメントはそのままに残し、消しても問題なさそうな自分だけのコメントしかない商品のコメントを掃除してから、コメントが1件も無い、まっさらな商品に対してのみにコメントを投稿することが可能です。
だれかが値下げ交渉のコメントしてくれた場合に、その内容を無視するような形でセール告知などのコメントを投稿してしまうようなことも防げます。コメントが1件もない商品にしかコメントを投稿しないので、流れを無視したコメント投稿が発生しません。
このコメントの削除と投稿が組み合わさった機能「一括コメ削除(自コメ) → 一括コメ投稿(0コメ)」 は、コメント運用の中でかなり安全で、使い勝手のいい機能になっています。
ちなみに、他のユーザーが投稿したコメントについてもすべて消しても大丈夫な時、もう対応するべきコメントが特にない場合を見計らって「コメント一括削除(全て)」を実行して、たまにコメントを完全に掃除することを併せておすすめします。
◆「取引中商品追加」「売却済商品追加」出品用CSVに売れた商品情報取り込み
今まで出品用CSVには出品中または公開停止中の商品のみを取り込むことが可能でしたが、それに加え取引中または売却済の商品も取り込むことが可能になりました。
・「取引中商品追加」
「取引中商品追加」を実行すると取引中の商品データを出品用CSV(shuppin.csv)に取り込むことが可能です。
メルカリの取引中商品のリストに表示される商品を取得します。
・「売却済商品追加」
「売却済商品追加」を実行すると売却済みの商品データを出品用CSV(shuppin.csv)に取り込むことが可能です
メルカリの売却済み商品のリストから取得します。
この取引中・売却済の商品情報取り込みを活用すると、すでに売れてしまった商品の商品情報を使って出品(再出品)を実行することができます。
例えば、在庫を複数抱えてる商品を出品した際に、出品用CSVに取り込む前にそれが売れてしまっても取り込むことが可能です。取引中・売却済みの商品を出品用CSVに取り込んでから、その商品に対して「出品」または「強制再出品」の指示をすることで同じ情報を使って再出品することが可能です。
◆「売却済情報更新」CSVの中の商品ですでに売り切れたものがわかります
出品用CSV(shuppin.csv)と値下げ用CSV(nesage.csv)に取り込まれた商品情報の中で、すでに売り切れてしまった商品がある場合、CSVの中の項目が更新されCSVの中で売れたものが一目でわかるようになりました。
「売却済情報更新」を実行すると、その時点ですでに売れた商品が出品用CSVの中にある場合、CSVの「出品状態」を「売却済み」に更新します。値下げ用CSVの場合はCSVの「再出品フラグ」が「売却済み」に更新されます。
・処理ループを有効にしている場合は自動実行(更新)されます
「売却済情報更新」を手動でクリックして実行することで情報は更新することができますが、処理を一定時間毎にループさせる「処理ループ(時間)」を0以外の数字に設定し、有効にしてある場合にはその処理ループの待機時間に自動で「売却済情報更新」が実行されCSVに反映されます。
例えば「一括値下げ(100円)」を処理ループを使って24時間に1回自動で実行させている場合には、初日の一括値下げが終了して、翌日の一括値下げまで待機している間に「売却済情報更新」が実行されCSVは自動で更新されます。
◆「公開停止中商品一括削除」
メルカリにて公開停止中となっている商品を一括で削除することが可能です。削除するものを選択することはできません。とにかくすべての公開停止中商品を一括で削除したい場合に実行してください。
削除するものを選択して指定したい場合は出品用CSVを使った削除を実行してください。「出品用CSV生成」を実行して公開停止中商品もCSVに取り込んだ上で、削除したい公開停止中商品に対して「削除」を指示して「出品処理実行」を実行してださい。