メルカリに出品中の商品の再出品が1クリックで簡単にできるようになりました。CSVを生成したり編集したりする面倒な手間もなく、再出品したい時にパパッとワンクリックするだけで実行可能です。
簡単にできるようになっている分細かいことはできませんが。良い意味で大雑把にザクザクと気軽に再出品を実行できるようになっています。
◆簡単再出品には2種類あります
①「簡単再出品(値上)」
再出品する際に現在の商品価格からいくら値上げするかを「再出品価格値上げ幅」で指定して再出品を実行します。シンプルにここで指定した額を値上げして再出品されるので、動作が予想しやすく使いやすいです。
②「簡単再出品(元値)」
再出品する際にその商品の元の値段に戻します。元の値段というのはメルネによってその商品が初めて値下げされた時に記録された価格になります。
◆「簡単再出品(値上)」の使い方
手順① 「再出品価格値上げ幅」を設定する
出品中の商品を再出品する際に、現在の商品の価格からいくら値上げして再出品するかを「再出品価格値上げ幅」で指定してください。
例えば「再出品価格値上げ幅」に【1000】を指定すると、商品の現在の価格に1000を足した価格で再出品されます。
手順② 「簡単再出品上限」を設定する
ボタン「簡単再出品(値上)」を1回押して実行した際に、最大で何個まで再出品したいかをここで指定してください。例えば【10】を指定すると、最大で10個まで再出品をします。
手順③ ボタン「簡単再出品(値上)」を押す
ボタン「簡単再出品(値上)」を押すと、手順①と②で設定した設定値を元に商品の再出品が行われます。出品中商品の一番古い方から処理が行われます。
◆「簡単再出品(元値)」の使い方
手順① 「簡単再出品上限」を設定する
ボタン「簡単再出品(元値)」を1回押して実行した際に、最大で何個まで再出品したいかをここで指定してください。例えば【10】を指定すると、最大で10個まで再出品をします。
手順② ボタン「簡単一括再出品(元値)」を押す
ボタン「簡単再出品(元値)」を押すと、出品中商品の一番古い方から処理が行われます。
商品の元の値段(元値)の情報がない場合はスキップされ再出品されません。元値の情報はメルネによって初めて値下げが実行されたタイミングで記録されます。
メルネのアップデート方法で過去のデータを引き継いでいない場合や、元値を記録するようになっているメルネに乗り換えたばかりの状態などにおいて、メルネに記録されている元値の情報が自分が期待している元の値段と相違がうまれることがあります。
「簡単再出品(元値)」では設定の「再出品価格値上げ幅」は無視され使われません。
◆重要な仕様について(共通)
・どの商品が再出品の対象に選ばれるの?
再出品の対象はメルカリに出品中の商品の一番古い方から順番に対象となります。100円値下げで上位表示を繰り返しても売れ残ってしまった商品を一番古いものから機械的に値上げして再出品していくというコンセプトの機能です。公開停止になっている商品や売り切れ商品は対象外です。
・コメントでやり取り中の商品は再出品したくない!
商品に他のユーザーからのコメントが投稿されている場合は再出品の対象から外れます。定期的に「コメント一括削除(全て)」を実行してコメントを掃除することでうまく商品を簡単再出品の対象にすることができます。自分だけのコメントしか投稿されていない商品はコメントがあったとしても再出品の対象になります。
◆その他の詳細な仕様について(共通)
・出品処理と出品処理の間には設定の「出品間隔」と「出品間隔のゆらぎ」が反映され次の出品処理まで待機します
・商品タイトルに「専用」「取り置き」がある場合は再出品の対象から外れます
・商品タイトルの最後の1文字がドット「.」の場合には再出品の対象から外れます
◆[上級者向け]さらに他の設定と組み合わせて使いこなす方法
・自分で再出品したい物やしたくない物を指定したい!
簡単再出品の機能は細かいことはできない分簡単に使えるのがいいところなので、そこはある程度割り切って使ってもらうのを想定していますが、設定の「処理除外ワード」を組み合わせることである程度、再出品の対象となる商品を絞りこむことが可能です。
例えば、「Tシャツ」というワードが商品タイトルに入っているものは再出品したくない、とか、「スウェット」というワードが商品タイトルに入っているものだけを再出品したい、とかは可能です。
処理除外ワードの使い方について詳しくはこちら
・毎日定期的に簡単再出品を繰り返したい!
設定の「処理ループ」と組み合わせて定期的に自動で実行することが可能です。
例えば、
「処理ループ」 →【6】時間
「簡単再出品上限」→【2】個
としてから「簡単再出品(値上)」や「簡単再出品(元値)」を実行すると、
毎日、朝・昼・夕方・深夜に2個づつ、1日で合計8個の再出品を繰り返すことが可能です。
このように「処理ループ」と組み合わせて実行することで、手間暇かけずに出品中の商品を古いほうからすこーしづつ自動で値上げして再出品させることが可能です。
処理ループの使い方について詳しくはこちら